近視進行抑制
近視とは
網膜より手前にピントが合っている状態で、遠くがぼやけて見えます。
近視が進むと、「網膜剥離」「黄斑変性」「緑内障」など、失明の可能性がある病気のリスクが高くなります。近年、外遊び時間が昔に比べて少なくなったことや、タブレットやゲームの影響もあり、近視の子供が増えています。
近視はだいたい20歳くらいまで進行すると言われています。そのため、子供の間に近視予防を行うことが重要です。
※保険診療と同日不可
オルソケラトロジー
オルソケラトロジーとは?
夜間就寝前に治療用レンズを装用して、角膜の変化をうながし 朝起きた際に裸眼視力の向上を見込む治療です。
適正におこなわれた場合、日中は裸眼で生活ができるようになります。
メリット
- 日中メガネやコンタクトレンズを使用する必要がなくなる
- 格闘技や水泳などのスポーツを裸眼で行うことができる
- 手術ではないので、術後の感染症・合併症・後遺症等がなく安心
デメリット
- 毎晩装用する必要がある
- 強い近視・強い乱視があると不向き
- 自由診療のため費用が高い
- 光がまぶしく感じたり、にじんで見えたりする
オルソケラトロジーについて、詳しくはこちらをご覧ください。
https://orthokeratology.jp/
当院のオルソケラトロジーの流れ
01
適応検査
視力検査、眼圧、屈折(サイプレジン)検査、角膜形状解析、角膜内皮細胞測定
02
フィッティング検査、装用練習
03
装用体験
1週間の装用体験をしていただきます。
目の状態に問題がないことが確認できたら、治療開始となります。
※装用体験では両眼60,000円をレンズの保証金としてお預かりしますが、治療しない場合は全額お返し致します。
04
治療開始
通院期間について
基本的なスケジュールは、1週間装用体験、治療開始後1ヶ月後、それ以降は3ヶ月おきとなります。
目の状態や視力の出にくい場合には、医師の判断で検査の間隔が変わる場合があります。
内容 | 価格(税込) |
---|---|
適応検査 | 3,000円 |
定期検査・診察 | 1,000円 |
初期費用 | ※145,000~160,000円(両目) |
※初期費用に含まれるもの
・レンズ使用料
・ケア用品(洗浄液・装着液・ケース・スポイト)
・3ヶ月分の定期検査・診察代
※治療を開始される方は(初期費用-装用体験60,000円)の差額分をお支払いいただきます。
治療開始後3ヶ月以降は定期検査・診察代・ケア用品代がかかります。
保証内容
医師の判断により、1年以内に破損、汚れ、度数変更は2回のみ無料にて交換致します。
但し、お手持ちのレンズとの交換になりますので、必ず受け取り時にお持ち下さい。
※保証期間後の再購入費用は1枚40,500円になります。
マイオピン
マイオピンとは
小児期の近視進行を軽減させることを目的に、低濃度のアトロピン(0.01%・0.025%)を配合させた点眼薬です。
マイオピン治療の特徴
- 副作用がほとんどないため安全
- 近見視力の低下や、日中のまぶしさにほぼ影響を及ぼさない
- 2年間の使用で、近視の進行を平均60%軽減させる
- 毎日就寝前に1滴点眼するだけ
内容 | 価格(税込) |
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定期検査・診察 | 1,000円 |
アトロピン0.01% | 3,500円(1本) |
アトロピン0.025% | 4,000円(1本) |
※初回の処方は0.01%のみです。