白内障手術

白内障手術について

「手術」と聞くと皆様どういったイメージを持たれますか?
ほとんどの人が「怖い、痛そう」とマイナスのイメージをお持ちかと思います。
白内障手術はほとんどの場合、短時間(当院では5~10分程度)で終了します。また、目薬による麻酔のみで(点眼麻酔)、痛みもほとんどありません。
そのため、手術後は「こんなことなら早くやっておけば良かった」と笑顔で話される患者さんがとても多いです。

当院での白内障手術

昔の白内障手術は、1cm近くの傷口を作り、水晶体をそのまま取り出していました。
近年の技術向上により、傷口は2.4mm程度と非常に小さくなり、安全性が高く、成功率も非常に高い治療法となっています。手術では、専用の器具を用いて目の中の白く濁った水晶体を細かく砕き、吸引除去した後、眼内レンズを挿入することで、視力を改善します。
手術のリスクは最小限に抑えられていますが、それでも手術前には医師としっかりと相談して頂きます。

手術機械

手術用顕微鏡

顕微鏡

A R T E V O800を導入しております。
術者にクリアな術野を提供することはもちろん3Dモニターを使用したヘッドアップ手術や、乱視矯正眼内レンズに対しては最適な挿入位置を顕微鏡内に表示させる事が可能になっており、患者さんの状態によって最適な方法で手術を進められます。

センチュリオン

センチュリオン

白内障の手術機械です。
独自のモニタリングシステムにより、術中の灌流圧の変化を自動的に検知でき、加圧・減圧を行うことで眼内圧の変動を抑えることができます。

コンステレーション

白内障・硝子体の手術機械です。
眼内レーザー、ガス注入、シリコンオイル注入など、眼科手術に必要なあらゆる機能が搭載されています。
従来機種に比べて硝子体カットレートの倍速化やより精密にコントロールされる灌流圧供給システムにより、より安全で確実な手術をおこなえます。

眼内レンズについて

当院は特に、眼内レンズの選択に力を入れています。
実は、眼内レンズにはたくさんの種類があり、患者さん自身の生活スタイルや考え方でレンズを決めていく必要があります。
手術をする前に、眼内レンズについて患者さんと、お話しする時間をとっております。
私たち医療従事者からの視点で、患者さんのご意見やご希望を、最大限活かせるようなレンズを選定致します。

当院取扱眼内レンズ

よくあるご質問

術後に気をつけることは?

小さな傷口とはいえ、傷口からバイ菌が入らないように気をつけなければなりません。
術後1ヶ月間は、激しい運動や温泉は控えてください

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