AKB48 や乃木坂46のコンサートで、メンバーが気球に乗ってパフォーマンスをする演出があるとひとりで勝手に盛り上がってしまう足立慶友眼科の視能訓練士です。
気球といえば、機械を覗き込むと赤い気球が見える眼科の検査を知っていますか?眼科では必ずと言っていい程行う検査なのでピンとくる方も多いかもしれません。その検査で使用する機械は「オートレフラクトメーター」と言います。近視、遠視、乱視の度数、角膜のカーブなどを調べることができます。たまに気球がぼやけて見えることがあります。その理由は、目のピント調整の機能を緩めるために意図的にぼやけさせているからです。過剰にピント調整の機能を使わせないことで正確なデータを測定する工夫がされています。したがって、ぼやけて見えたとしても気にせず見続けてください。そして、その結果を参考にして視力検査で使用するレンズの度数を選択しています。眼鏡やコンタクトレンズを処方する際もこの結果を参考にします。赤い気球が見えるとお話ししましたが、赤い屋根の家などの場合もあります。赤い気球以外に出会うことが出来たら、ラッキーかもしれません。今回は眼科でよく見かける「オートレフラクトメーター」について簡単にお話しさせていただきました。